2009年9月25日 (金)

In the Music

 また「生きていてよかった」、などというのは節操がないが・・・。

 外国のサイトをみていたら、Trashcan Sinatrasのアルバムリリースの報。よく読んでみると、日本では何と4月にリリース済み・・・。会社の帰りに慌てて入手してきたのが、"In the Music"。

 ここのところの二枚(といっても1996年の"A Happy Pocket"と2004年の"Weightlifting"・・・)は、味わい深いが地味といった感じだったのが、"In the Music"はふっ切れたような明るさがあるし、Power Pop的な[1]や[5]など、アルバム全体としてはずいぶんポップになっている。なぜかCarly Simonが参加している[6]も、美しいバラード。

 でも、やはりこのバンドの真骨頂は、地味な"Oranges and Apples"なのだろう。これがシングルに向いているかどうかは別として、切なさ溢れる名作。サウンド的にはStealers Wheelが下敷きになっている、とかいっても誰も反応しないんだろうな・・・。

 Prefab Sproutの新作のリリースが一ヶ月も遅れて、もう日本のレコード会社もダメだ、と思っていたが、こんなCDをしっかり出すなんて、まだまだ捨てたもんじゃない。

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2009年9月23日 (水)

On Silver Week(2)

 9/22(火) - cloud

 22時頃寝たはずだが、夜中1時頃目が覚める。それから5時頃まで寝付けず。結局起きたのが9時頃。ゴミを出しそびれる・・・。昨日よりましな曇りだが、眠い。録画番組をみたり、ダラダラしているうちに11時。まあしょうがないかな。昼は無性に焼きそばが食べたくなり、コンビニへ。

 午後からは、買い物で浦和のほうまで自転車。中古のCDを何枚か仕入れる。あとは、CDを聞きながら、本を読んだりTVを見たりでダラダラと。夜は根菜のオリーブオイル煮。どこかで食べたのをマネしたしてみたが、なかなかの味。ニンニクさえ入っていれば、安いオリーブオイルでいいしなぁ。食事が済んでからは片付け。事実上物置になっている部屋を空けようと思っているのだが、果たして・・・。22時頃まで作業するが、通行が楽になった程度で、それほど目立った進展なしか。

 9/23(木) - cloud

 8時過ぎに起床。やはり時差ぼけか、サクっとは起きられない。今日もお出かけは見合わせ。東京へ買い物にという気分もあったのだが、今行くと20諭吉くらい使ってしまいそう・・・。

 というわけで、昼は近場でうどん。帰ってきてからはテレビ+読書+音楽、時間がもったいないような気もするが・・・。どうでもいいことだが、High Llamesの"Snow Bug"が見あたらない、おかしいなぁ。お気に入りの"Green Coaster"はBestに入っていたからいいけどさ。

 夕方~夜ものんびり。ほんとは明日、明後日も休みにしたいのだが、そうもいかない事情もあってですね、まあ、今日くらいはのんびりしたい、って昨日も一昨日もそうだったような・・・。また、物置部屋の片付けも進めないとなぁ。本の処分Part.2も考えないと・・・。

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2009年9月21日 (月)

Prefab Sprout on the Chart!!

 "Let's Change The World With Music"が先週のUK Album Chartに初登場で39位にはビックリ(今週は73位に落ちているが・・・)。Beatlesの再発が多数チャートインしていて損した分もあって、しばらくごぶさただったわりには、驚くべきリアクション。

 ただ、Prefab、UKチャートではそれなりの成績を残していて、このままだと、今までで最低だった"The Gunman and Other Stories"(一週のみチャートイン、60位)よりいくらかマシという程度だが、まあ、何にせよ喜ばしい。

 さすがにBillboardにはチャートインしないだろうな。ただ、Billboard Top 200がタダで見られるようになっていたのは別の意味でビックリだが・・・。

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2009年9月11日 (金)

Let's Change The World With Music

 もう出ないと思っていたPrefab Sproutの新譜が手元にある。大げさにいえば「生きていてよかった」という感じである。

 Paddy McAloonご当人がライナーを書いていて、このアルバムはもともと、"Jordan: the Comeback"の次のアルバムとして計画されたものだが、結局リリースされなかった、とのことである。細かくは書かれていないが、「テープの修復とデジタルへのトランスファー」のクレジットがあることから、1993年時点で、ある程度のレコーディングは済んでいたのかもしれない。また、②と④は誰かに提供した曲だったのでは。

 Prefab Sprout名義ではあるが、実質的にはPaddyのソロ。ただ、1993年時点での作品だけあって、いかにもという曲が揃っている。サウンドやアレンジに「21世紀」を感じさせるものもあるが、ひとことでいえば、"Evergreen"。同時に入手したBeatlesのリマスターに手が伸びないくらいに・・・。

 ライナーノーツでは、Beach Boysの"Smile"を引き合いに出して、同じような経緯を辿ったこのアルバムについて語っている。確かに、Prefab Sproutファンにとっては、17年を経て現れた「幻の名盤」なのだろう。1993年に、Thomas DolbyのProduceで制作されたらどんな感じになったのか、ここはStevie Wonderのハーモニカだったんだろうなぁ、とか想像する愉しみも残されている。

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2009年7月15日 (水)

Cherry Garcia?

Dg0259  帰りの飛行機で出たアイスクリームのラベル。Grateful Deadか!!、ということで持ち帰ってきた。アイスそのものはなかなか美味しいもので、特にサイケデリックとかヒッピーっぽいということもなかった。

 ふと、Garciaって別な意味があるのかも・・・、とも思ったのだが、帰ってきて調べて見ると、やはり単なる駄洒落。

http://en.wikipedia.org/wiki/Cherry_Garcia

 しかし、こんなところでまでTributeされるとは、さすがアメリカ屈指の人気バンド、というほかはない。

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2009年2月11日 (水)

On A Holiday

 2/11(水・祝) - cloud

 朝から曇り。写真を撮りに行く感じではないし、家でダラダラ。午前中は読書+しょうもないBlog書き。気がつくと昼飯の時間。出かけたついでにCDを物色。EaglesのSHM-CDとJohn MayerのLive。

 帰ってきてからはCDを聴きながら、インターネットでCDをチェック。SACDを何枚か購入する。しかしSACDの新譜が出ないなぁ、時代は低音質か。とか何とかいっているうちに夜。休みは時間が経つのが早い。

 Eaglesは2007年に出た「新譜」だが、最近はすぐに買わないことも多い。というのは、ちょっと経ってオマケ入りのプレミアバージョンがリリースされるから。Paul McCartneyの"Flowers in the Dirt”や"Off the Ground"で懲りたしなぁ。今回も輸入盤の限定盤があったが、オマケが"Please Come Home for Christmas"ではなぁ・・・。でも、内容は文句なし、他人の曲も多いが、この辺りで無理をしていないのがQualityにつながっている感も。

 夜になって、雨がポツポツと。サッカーをノンビリ見ることにする。

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2009年2月 2日 (月)

My Little Girl (Is Fine)

 パット・マッグリンズ スコッティーズ(Pat McGlynn's Scotties)のCDが再発される、と聞いて大喜びするのは、今40~50歳台のBCR(ベイ・シティ・ローラーズ)マニアだった「昔のティーンエイジャー」だけ・・・、というわけでもない。

 Coldplayの"Viva La Vide"を聞きながらで何だが、私が聞きたいのは"My Little Girl"。申し訳ない言い方だが、唯一の傑作(http://musicshelf.jp/song/535925)。早速再発盤をチェックするが、ない・・・。記憶違いか、でも私がPat(笑)のLPなんて聞くわけないし、というわけでWebで調べてみると、生意気にもSingleのみ。不思議なことにベスト盤がないので、結局CDでは手に入らない? 勘弁してくださいよ~。

 ご当人は先週、CD再発記念に来日して、銀座の山野楽器でミニコンサートを行った模様。オバサン達の黄色い(?)声が銀座にこだましたことだろう。Webによると、「ウォシュレットに感動」していたらしいが、痔だろうか? そういえば「マドンナ痔」なんてのもあったよなぁ。

 いろいろ調べてみると、アナログシングルなら入手できそう。でもそこまでするかなぁ・・・。

続きを読む "My Little Girl (Is Fine)"

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2008年11月16日 (日)

Yes, it sounds familar!

 金曜日のNHK BSでYesの再結成(?)コンサートを放映していた。Yesといえば「プログレの雄(笑)」。プログレ=Progressive Rockのことで、未来的なロック、まあ70年代の目で見て、だけど。

 で、その頃子供だった私は、怖いものを見るような目でプログレ一派を見ており、ほとんど馴染みがなかった。日本でのプロモーションの方針もおどろおどろしいもので、なおさらという感じだった。"Look at Yourself" ⇔「対自核」って何ですか? (これはYesじゃないが。) そして、Todd Rundgrenのデキの悪いプログレ(風味?)に止めを刺された気がする。

 で、そのYesだが、率直にいって驚いた。おそろしく聴きやすい。Policeみたいな"Owner of the Lonely Heart"はともかくとして、クラシカルなフレーバーが横溢していて、Beatlesの子供がまた一人、しかも随分デキのいい子が、という印象。Freddie Mercuryが書くクラシックスタイルの曲も、この延長線上にあるように思う。

 で、若い頃にきちんと聴いていればなぁ、という気もするが、聴いたことのない音楽に触れる愉しみの方が大きい。最近行き詰まりぎみだったし。しばらくはプログレに浸ってみるか。

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2008年11月 3日 (月)

その後のレア物

 今年のGW辺り、所有のCDのうち高値を呼んでいるものをチェックした。ふと思いついてその後の値段をチェックしてみると、意外なモノにまで再発の魔の手(?)が・・・。

 Laura Nyroや10CCのように、「ロック史上」確固たる地位を築いているものは当然としても、Gary Wrightのソロが再発ねぇ・・・。さすがAOR帝国というべきか。しょえ~、と声が出たのがGirls at Our Bestの再発。こんなのまで再発されると、近い将来、廃盤という言葉自体が廃盤になってしまいそう。

 これで一儲け、というのはかなり困難、煽って売り抜けとか・・・。確実な儲けなら「限定盤」ですかねぇ、やはり。

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2008年7月19日 (土)

SACDにハマる?

Dg0218 昨年投入したCD PlayerがSACDコンパチだったことを発端として、ここのところSACDを集めている。初期のものはSACD onlyのDiscが多かったが、リリースが新しいものはSACD/CDコンパチなので、ある意味安心して買える。

 肝心の音のほうは、新しいものではさすがにSACD、という解像度を見せるものもあるが、古いものにはほぼ無意味、という感じのものもあって、玉石混交といったところか。昔のCDのように、エッジのキツさが顔を覗かせることもある。CD playerと同様、DACに工夫の余地がある?

 また、SACD/CDコンパチ盤では、CD側の音質が向上していることも多く、フォーマットだけでなく、リマスターによる音質向上も見逃せないのでは。すると、別にフォーマットを変えなくてもいいのかも・・・。最近のSHM-CDはいいところを狙っているのかも知れない。

 というのは、Rock/Popsでは、2005年辺りを境にしてSACDのリリースが減っているようだからで、これらのジャンルに関しては、最終的にはMobile Fidelityだけになってしまうかも。誰だよ、レアアイテムになるのを見越して買ってるだろう、なんて言うやつは・・・。

 John Mayerの"Heavier Things"、EW&Fの"That's The Way Of The World"、CarpentersのBest辺りが今のところのお気に入りだが、これは必ずしも音質だけがファクターではない。やはり音楽は、音楽そのものの魅力が重要で、きっと私は、いわゆるオーディオマニアにはなりきれないのだろう。

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2008年6月 3日 (火)

レア物(5)

 相変わらず自分のCD棚のレアアイテム捜しを続けているが、最近見つけた5ケタアイテムは・・・

・ Live in Japan - Bob Marley
・ Carry On Up The Chart(Limited 2CD) - Beautiful South
・ Original Collection(5CD) - Gilbert O'sullivan
・ No Sense Of Sin - Lotus Eaters

 また、最近入手したCDで、すでに高値がついているものがあって、

・ Ten Out Of 10 (Paper Sleeve) - 10CC

 まあ、10CCは再発の危険と隣り合わせだが・・・。あと、驚くのがLPの値段。軒並み5ケタだが、本当に買い手がつくんですかねぇ、結構持ってるんですけど・・・。迂闊に捨てられないですよねぇ。

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2008年5月25日 (日)

On Weekend

 5/24(土) 曇り→雨

 布団をかぶると暑いような、うっちゃると寒いようなで何度か目が覚める。目覚めはよくないが、とりあえず外は晴れ。天気のこともあって、武蔵小金井にカレーを食べにいく。途中で気がついたのだが、木曜も金曜も昼はカレーだったような、そういえば水曜の夜も・・・。例のカレー屋、今日は割合空いていた。雨予報のせいか。
 食事後、立川にでも寄って、と思っていたが、空模様と相談して引き返すことに。家に帰ってきてからは、インターネットであれこれと買い物のネタ探し。でもあまり欲しいものがないような・・・。

 競馬は、中京メインが中心も、ほぼ丸ハズレ・・・。17時頃から雨が降り出し、夜半には本降りに

 5/25(日) 雨→曇り

 朝は雨。随分降ったようで重馬場確定。本やらインターネットやらでダラダラ過ごす。いつも、休日は時間が早く過ぎていくのが不思議だったのだが、理由の一つはBlog書き、ということが今日判明・・・orz。気合を入れて何かをする、と決めないと、本当に漫然と時間が過ぎていってしまう。
 雨が止んだので局留郵便物の回収に。ふと思いついてレア物がありそうなCD屋に回ると、怪しげなものが何枚か・・・。末端価格で一万円かもしれないし、470円かも、といったものを何枚か購入。しかし最近、CDを買うときにレア度のみが気になる感があって、こんなところまでマネーゲームかよ、という気もしないではない。

 言い訳になるが、ちょっと昔、Contax G2というカメラがあった。普通に売られていたものはシルバーなのだが、限定でブラックに塗られたものがあって、(カメラ自体の実用性の低さもあって)中古で売った場合、死ぬほど(?)の価格差があったはずである。で、中身は変わらないのだから、限定盤は結局お買い得なのでは、ということに今頃気がついたりするのである。まあ、物欲の強い人間だから、初めから転売目的で入手したものだとかダブったもの以外は、多分手放さないだろうが・・・。

 競馬が終わった頃、雲間から日が漏れ出す。

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2008年5月24日 (土)

レア物(4)

 ところで、今まで紹介してきた高額物件は、主にGWの最中にAmazon.co.jpで調べたものだった。最近になって、Amazon.comの方をチェックすると、David Gates、Laura Nyroに関しては再発されており、新品がJPY2,000程度で入手できる。また、比較的レア度が高かったJack Wagnerの"All I Need"もUSで再発されており、これも安価に入手できる。

 となると、Nick Loweの"Jesus Of Cool"のように値崩れを起こすのは必至で、結構この稼業(?)も厳しいものがある。また、純粋にCDを入手したいだけなら、US側のサイトもきちんとチェックしないと、バカ高いものをつかまされることにもなりかねない。Amazon.co.jpではいい値段がついているが、Amazon.comの方では、安価な中古が手に入るものも多いようだ(例えば、The Pursuit Of Happiness)。こんなのは、USから輸入して、co.jpのほうで高く売り捌くのだろうか?

 実は、ちょっとした小遣い稼ぎにならないかな、と思っていたのだが、ここでも「目利き」が必要のようだ。やはり、伝統的なレアアイテム+限定盤かな・・・。

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2008年5月18日 (日)

レア物(3)

Dg0208 最近、CDの棚の前でノートPCをカタカタさせてAmazonで値踏みをするのがすっかりクセになった暗いオヤジだが(苦笑)、探してみると結構ある末端価格5ケタItem。今まではありがちなモノをチェックしていたが、結構意外なモノが高いケースもある。(写真は前回分も・・・)

・ Brinsley Schwarz et. al, - Hens' Teeth
・ David Gates - Goodbye Girl
・ Laura Nyro - Christmas And The Beads Of Sweat
・ Omnibus - D.I.Y  Come Out And Play
・ Omnibus - Number One With A Bullet

 JPY5,000位のものなら結構あって、案外廃盤になっているものだなぁと驚かざるを得ない。まあ、当のアーチストにとっては大問題だが・・・。微妙に5ケタに届いていないものもあるが、おおよそということで勘弁して欲しい。

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2008年5月 6日 (火)

レア物(2)

 レア物(1) - 3/30付- (http://projectk3.cocolog-nifty.com/butsuyoku/2008/03/post_ce95.html)以来、高く売れそうなものは・・・、とCD棚を漁った結果、Amazonでの末端価格5ケタのものとして、

・ Danny Wilson -  Sweet Danny Wilson (2 CD)
Dave Clark 5 - Glad All Over
・ Emitt Rhodes - Listen, Listen (Best)

・ Gary Wright - Right Place
・ *
Girls At Our Best - Pleasure
・ Gilbert O'sullivan - Off Centre
・ Joni Mitchell - Court & Spark (Gold CD)
・ Microdisney - Everybody's Fantastic, Clock Comes Down The Stairs
・ Monochrome Set - Colour Transmission
・ Pilot -
Morin Heights
・ Queen - A Night At The Opera (Gold CD)
・ Steely Dan - Aja (Gold CD)
・ Utopia - Oblivion, POV and Some Trivia (2 CDs)

 全体としては前回の印象を裏打ちするもので、昔から"レア物"っぽいものか、日本人の好きなAORでBestではないもの、といった感じ。なお、Girls at our best、最安価格はJPY4,500なのだが、後の二件が2-3万、という状態なのでエントリーさせてもらった。超お買い得、ということか?

 また、メジャーどころならMobile Fidelityの高音質限定盤(Gold CD)ですかねぇ。購入時はJPY3,000-4,000の間だったはずなので、二倍以上の値上がりというのはオイシイのでは。これに比べるとCBSの限定盤は値が落ちる。

 今後注目はやはりRhinoのCompilation("Have A Nice Day"、"Didn't It Blow Your Mind"、"Poptopia")と、”Yellow Pills"(これもコンピレーションだが)辺りですかね。"Radio Daze"のほうは既に相場が形成されていますし・・・(と、株のアナリストみたいなことを言っているが)。

 ちなみに、現時点での最高値はPilotの"Morin Heights"、誰が買うんだ?、というJPY34,151。

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2008年5月 3日 (土)

Heavy Rotation This Week(46)

 Wedding Bell Blues - 5th Dimension (1969)

 大抵の人がどこかで聞いたことがあるのでは、というくらい有名な曲。オリジナルはLaura Nyro("The First Songs")だが、この曲に関しては、5th Dimensionの、Popsの王道的なアレンジが曲そのものの魅力を生かしているのではないだろうか?

 5th Dimensionは60年代後半-70年代前半のコーラスグループで、この他にも"Aquarius"、"Up-Up And Away"等のヒットで有名。"Up"はPan Am(と言っても知らないか・・・)だったかのコマーシャルソングに使われていたのではなかっただろうか。また、Laura Nyroの曲を随分取り上げており、CD二枚組の"Definitive Collection"だけでも、六曲収録されている。なお、Bestを買うなら、"Definitive Collection"に限る。

 Billというのは、Laura Nyroが書いたもともとの歌詞からしてそうなのだが、不思議なことにというべきなのか、Lead VocalのMarilyn McCooは、メンバーのBill(Billy Davis Jr.)と結婚してしまうのである。当然の、といいたくなるような全米No.1。

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2008年3月30日 (日)

レア物(1)

Dg0206 Amazonで、MicrodisneyのCDに二諭吉近い値がついているのを発見してビックリ。探し物はさておいて、高値が付きそうなCDのチェックにしばらく没頭した結果が写真の面々。

 Pilotの2ndと3rdが廃盤かぁ、「幻の」4thは手に入るのに・・・。MicrodisneyはCompliationを除けばすべて入手困難の模様、High Llamas関連でそれなりに注目されているような気がしていたんだが・・・。また、Nick Loweは最近再発された1st以外の初期のものがすべて入手困難とは・・・。
 
 何となく、LP時代のレア物と顔ぶれが似ているような、って、私が思いつく貴重盤というのはこの辺り、という想像力の限界か・・・。

 ただ、果たしてこんな値段で買い手がつくのかよ、という素朴な疑問もなしとはしない。廃盤だから機械的に高値という感じもあって、これで一儲けとはならないよなぁ、多分。

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2008年3月18日 (火)

Heavy Rotation This Week(45)

 She Did It - Eric Carmen (1977)

 Raspberries解散後、"All By Myself"のヒットで順調なソロキャリアをスタートさせたEric Carmen。この曲は二枚目のLP、"Boat Against The Current"からのシングル。

 どことなく60年代のフレーバーを持つよくできたポップソングで、個人的には、オーバーデコレイテットな"All By Myself"より好きなのだが、一般大衆には受けが悪いのか、Billboardの最高位は23位。

 この頃は、自身のソロ活動に加えて、Shaun Cassidy(アイドル!)がEric Carmenの曲を取り上げていたこともあって("That's Rock & Roll"、"Hey Deanie")、結構注目を集める存在だったと思う。

 ただ、それも三枚目のLP"Change of Heart"位まで。その後10年近くの低迷を経て、”Hungry Eyes"で復活することになるのだが・・・。

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2008年2月23日 (土)

iPod/iTunes事始め

 iPodへ適当に見繕って曲を入れてくれ、とある人から頼まれたのが先週。早速iTunesをダウンロードして、ヒマを見てはCDを棚から持ってきて・・・、を繰り返し、なんとか作業を終了した。結局、800曲くらいコピーしたのだから、我ながら大したもの?

 iPodは嫁入りしてしまうが、残ったのが800曲入りのiTunes。これが結構楽しめる。Shuffleモードにして流しっぱなしにしておくと、70~80年代のアメリカのラジオを聞いているよう。当然気に入っている曲しか入っていないし。

 使いやすさとデザインのよさはさすがアップル。どうしようもないフォントで間に合わせようとしてきたMSではできないGadget/ソフトだろうし、ibookでも使おうかな、という気にさせる。また、どマイナーなCDでも、PCにセットするときちんと曲名リストが出るのには感心した。ネット対応のありがたみを感じる。まあ、Bootlegまでは無理だろうが。

 音が悪いのは仕方ないが、あまり気にならないのは、そもそも、Pops/Rockはカーラジオやラジカセで聞くものだったからか。唯一気に入らないのは、自分では何が入っているか全部分かっているため、意外性がゼロということ。

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2007年12月 3日 (月)

Heavy Rotation This Week(44)

 Teacher I Need You - Elton John (1972)

 アルバム"Don't Shoot Me I'm Only The Piano Player"より。このLPはOldiesをベースにした"Crocodile Rock"、すばらしい、そしてらしいバラード"Daniel"が収録されているが、シングルカットされなかった曲にもいいものがあるのである。

 とはいえ事情は複雑で、確か、Elton Johnがどうしても"Daniel"をシングルカットしたいといって、割を食ったのが多分この曲。"Daniel"をシングルにしないバカがいるのか、と今の人は思うだろうが、昔は「ゴキゲンなロックンロール(笑)」じゃないとシングルとしては売れない/エアプレイされない、という迷信(?)が(特に米国では)あったのである。これが80年代になると、バラードシングルが全盛になるのだが・・・。

 いかにも映画・ドラマ的なBernie Taupinの歌詞、 "Hercules"や"Benny & The Jets"を連想させるElton John独特のHook(サビ)の展開、これも70年代の「完璧なPops」の一つである。

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2007年11月22日 (木)

ロック襲名論

 「ロック世襲論」を書いていて思ったのだが・・・。

 落語のことはよく知らないが、最近「大看板」の襲名が続いているようだ。正蔵、馬生、三平(大看板か?)、木久蔵(・・・)、知らないうちに「小さん」まで・・・。子供が襲名する例が多いようだが、引き継ぐのは身内でなければ、というルールはないようだ。

 ロックにしても、自身の子供がやはりミュージシャンになる保証はないだろうから、誰かが襲名する、というのはどうだろうか。襲名は最終的には協会が承認するようなので、イギリスロック協会でも設立しますか、Mick Jaggerでも会長にして・・・。「ちょっとそのたどたどしいフィンガリングで四代目Jeff Beckというのは・・・、まあ、いいとこ三代目Jimmy Pageでげすな・・・」

 二代目なんとか、というのはどこかで聞いたことがあるなぁ、と思ったらコロンビア・ローズだった。

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2007年11月21日 (水)

ロック世襲論

 Led Zeppelinが一夜限定で再結成するらしい(エリカ様も見に行くらしい・・・まあ、どうでもいいか)。 問題はドラムだったのだが、John Bonhamの息子が叩くのが一番収まりのいい話で、実際にもそうなった。もし今、Beatlesが再結成する必要があるとしたら、JulianかSeanのどちらかとGeorge Harrisonの息子(いればだが・・・)が参加することになるのだろう。

 こうやって見ると、構造的には日本の政治家の世襲と同じである。一時代を築いた大物はみんな60歳以上(ついでに観客も)、そろそろ後継者の問題が・・・、Rockも立派な伝統芸能の仲間入り、ということなのかもしれない。

 兄弟でミュージシャン、というケースは、「なんとかブラザース・シスタース」を除いても、James/Livingstone/Kate TaylorやPaul McCartneyとMike McGear、Mike/Sally Oldfield等、それなりにあるが、血がつながっているから同じように才能にも恵まれている、ということにはならないようだ。でも、世襲なら簡単、お父さんやお母さんの歌を歌っていればいいんだし。

 一般的にはウケがよくなかったとしても、Las Vegas辺りなら一定の需要がありそう。あと10年もすれば、全部二代目によるNo NukesやBand Aidとかも可能かも、見たいかどうかは別にして・・・。

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2007年11月14日 (水)

Heavy Rotation This Week(43)

 Longer - Dan Fogelberg (1979)

 CD playerのAgingを兼ねて聴いていたのがこれ。外国では結婚式の定番らしいが、こんな難しい歌をカラオケで歌うんじゃないだろうな・・・。

 確かギターは変則チューニングだったはず。クラシカルなアレンジやホーンのソロもすばらしく、Dan Fogelbergの誠実そうな声とも相まって、クラシックといっても差し支えない名曲。Beatlesの最高のバラードにも負けないQualityを持っている。Billboardで最高位2位。

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2007年11月 4日 (日)

Heavy Rotation This Week(42)

 Bad Time - Grand Funk Railroad (1975)

 もともとは「ハードロックの雄」(笑・・・)として有名だったGFR。ところが、だんだんとPopになっていき("We're an American Band"、"Locomotion")、その頂点がこの曲と"Sally"。
 この曲に関しては、どことなくBeatlesを思い起こさせるところもあるのだが(前ノリ気味のリズムギターとカッティングパターンか・・・)、全体的にはハードロックっぽいPopsといった感。いかにもLes Paulっぽいギターソロも完璧で、コンパクトだが一切ムダのないアレンジといい、初めて聴いたときには、これがあの暑苦しいGFRとはにわかに信じがたかった。

 VocalのMark FarnerはSoloになってからも、"You And Me Baby"のようになかなかのPopsを書いている。本当はこちらの方に適性があった、ということかも・・・。

 個人的には70年代屈指の名曲である。Billboard最高位4位。

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2007年8月19日 (日)

Heavy Rotation This Week(41)

 Running On Empty - Jackson Browne (1978)

 Jackson Browneというと、とかく歌詞のすばらしさが語られがちだが、破綻のない、きれいなメロディを書くSinger Songwriterでもある。この曲は、同名のLiveアルバムからのFirst Single(Billboardで最高位11位)で、個人的にはJackson Browneのベストの一つ。

 このLP、ライブと言ってもコンサートの記録としての「ライブ」とは一味違うコンセプトで作られており、収録曲もすべて新曲のはず。Jackson BrowneのLPに時々現れる「生固さ」のようなもの(それが魅力の一つでもあるのだが・・・)がなく、リラックスした雰囲気が伝わってくるのもいい。

 Jackson Browneは今でも活動しているし、"Running On Empty"の後も印象に残る曲を残しているが、個人的にはこの頃までがよかったなぁ。

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2007年7月 9日 (月)

Heavy Rotation This Week(40)

 Sweet Blindness - Laura Nyro (1967)

 "Eli And the Thirteenth Confession"は、Laura Nyroの数あるLPの中でも傑作の呼び声高い作品。個人的にも、"Lu"、"Timer"と並んで好きなのがこの曲。どことなく神経質そうな声や、途中に何回か現れる「お約束の」テンポの変化にもかかわらず、非常に聴きやすいPopになっている。白人が歌っている、ということを無視すれば、洗練度を増したMotownのようで、古臭い言い方になるが、Rascals辺りと並んで、"Blue Eyed Soul"の先駆けということになるのだろうか。私には、Todd RundgrenからもLaura Nyroの強い影響が聞こえてくる。

 Laura Nyroは、Carole Kingと並んで女性Singer SongwriterのPioneerでもあるのだが、一般的にはSongwriterとしてのほうが有名なのかも知れない。例えば、Fifth Dimensionは、この曲[13位/'68]の他に"Wedding Bell Blues"[1/'69]、"Stoned Soul Picnic"[3/'68]、"Save The Country"[27/'70]等を取り上げているし、"Eli's Coming"はThree Dog Night[10/'69]が、"Stoney End"[6/'71]はBarbra Streisandがそれぞれヒットさせている。

 一方当人はというと、70年にたった一度チャートインしただけ、しかもCarole Kingのカバー"Up On The Roof"で、というのはなんとも皮肉な話。ただ、Fifth Dimensionの"Wedding Bell Blues"を除けば、カバーよりも本人のオリジナルの方がよほどすばらしく思える、というのは惚れた弱みなのだろうか・・・。

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2007年6月18日 (月)

Heavy Rotation This Week(39)

 Katydids - Swan Dive (2001)

 かれこれ三ヶ月ぶりとはサボりすぎか。とはいえ、こういう空白期間が結構あるのが最近の傾向なので・・・。

 Swan Diveはメンフィスを中心に活動している男女Duo。V2レーベルからのリリースで、センスのいいPop。EBTG(Everything But The Girl)に似たイメージ、といえば伝わるだろうか。

 曲のタイトルは「キリギリス」のことではなく、90年代に活動したバンドの名前。個人的には結構お気に入りのバンドだったのだが、LPを少なくとも2枚(手元にあるのが)リリースして、その後どうなったのか。WhitburnのAlbum Chartの本にも載っていないので、Top 200にも入らなかったのか・・・。

 曲を書いているのは、メンバーの一人、Bill DeMainと(個人的には)あの元Danny WilsonのGary Clark。どうして、という気もするが、ライナーを読むと、BillがGaryの家を訪問して、その時に書いた曲なのだそうだ、ふーん。

 このBlogを書くに当たってSwan DiveのWeb (http://www.swandive.org)をチェックして見ると、Diaryの冒頭にPrefab Sproutの"Steve McQueen/Two Wheels Good"が。詳しくはHeavy Rotation-33でも見て欲しいが・・・。

 この曲はAlbumの中でもBestだと思うが、聴いていて不思議な気分になる。個人的には好きだが大して有名でもないBandを題材にした曲、その曲を書いているのが、これまた大して有名でもないが大好きなSongwriterの一人。Swan Diveは、同じ音楽を好んで聴いてきた「同士」でもあるのだ。

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2007年3月28日 (水)

Heavy Rotation This Week(38)

 You Can Do Magic - America (1982)

 "Sister Golden Hair"以降Americaはスランプに陥った。不思議と曲に冴えがなくなって、チャートアクションもだんだん悪くなり・・・、というのはどんなミュージシャンにもあることだが、メンバーの一人、Dan Peekが脱退して、というのが最後のニュースで、そのうちLPのリリースの噂も聞こえなくなった。
 そのAmericaが突然復活したのがこの曲。昔に比べて大人っぽいムードにはなっているが、コーラスは確かにAmerica。LP "View From The Ground"からのカットで、Billboardで最高位8位。
 復活の秘密はRuss Ballardの起用。この曲では作詞、作曲のほかプロデュースも手がけているし、次のLP"Your Move"では全面的に製作のイニシアティブを握ってなかなかの作品になっている。(あまり売れなかったようだが・・・)
 Russ BallardはArgentを経てSoloとなったが、最も有名なのはSongwriterとしてだろう。パッと思いつくだけでも、Three Dog Nightの"Liar"、(Richie Blackmore's) Rainbowの"Since You've Been Gone"と"I Surrender"、Ace Frehley (Kiss)の"New York Groove"、Colin Blunstoneの"I Don't Believe In Miracle"。この" I Don't Believe In Miracles"、Americaは"View・・・"の前のLP"Alibi"でカバーしており、多分その縁で"You Can Do Magic"をプロデュースすることになったのだろう。

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2007年2月27日 (火)

Heavy Rotation This Week(37)

 Your Smiling Face - James Taylor (1977)

 LP "JT"より。ある時期からAORっぽい曲が多くなってきたJames Taylorだが、この"JT"はFolk Flavourから完全に脱却した傑作だと思う。
 "Your Smiling Face"はAORの代表のような曲で、ファンキーなGuitarのカッティング、洗練されたアレンジ、全く欠点のないきれいなメロディーとAORのお手本のような「完璧なPops」。
 一つだけ気に入らないのは、この曲、Liveで取り上げられることも多いのだが、Liveではまず間違いなくメロディを崩して歌われること。折角の美しいメロディなのに・・・。
 James Taylorは、数々の名曲、そしてあのよく通る声、「偉大な」の形容詞が決して大げさではないSinger Songwriter。"JT"からのFirst Singleは得意の(?)カバー、"Handy Man"(全米4位)だったが、この曲はSecond SingleでBillboard最高位20位。
 

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2007年2月12日 (月)

Heavy Rotation This Week(36)

 Making Plans For Nigel - XTC (1979)

 タイトルも歌手も知らないが気になってしょうがない歌、というのは誰にでもあるのではないだろうか。今なら歌詞の断片でググるという手もあるが、昔はイライラしながら偶然の再会を待つほかはなかった。私にとっては、ある時期「ナゾの歌」だったのがこの曲である。
 というのも、私にとって、この頃のXTCの印象は、Andy Partridgeの性急かつ神経質そうなヴォーカルに前ノリのリズム、安っぽいキーボードと決して好ましいものではなかったし、普通のロックヴォーカリスト+Carsをヒネったようなキーボード、どちらかというと後ノリ気味のドラム、それに何よりも異常なまでのキャッチーさが全くXTCとリンクしなかった。
 というわけでほとんど関心がなかったので、LP"Drums And Wires"の前にKeyboardのBarry Andrewsが抜けたことも(それで安っぽいキーボードが表に出なくなったのだ)、メンバーのColin Mouldingが結構ポップな曲を書けるということも、Beatlesのように基本的に曲を書いた人間がリードヴォーカルを取っているということもある時期まで全然知らなかったのである。後になって、XTCのベストを入手して聴いたときには驚いた。
 歌詞の内容もシニカルで、子供の将来にあれこれと思いを巡らす親が、将来British Steelに入社させて・・・、と教育をつけて大会社に入れたがる日本の教育ママ・パパのコピーのような状況が歌われている。
 この曲に限らずColin Mouldingの書く曲にはポップな作品が多い。Andy Partridgeのキャラとうまくバランスが取れており、XTCが高い評価を受けている要因の一つになっている。Lennon-McCartneyみたい、とは大げさかもしれないが。
 ある時期からすっかりお気に入りのBandになったXTCだが、「これもXTCだったのか」という意外性とともに忘れられない曲の一つである。

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2007年2月11日 (日)

Beatlesque(5)

 I'm Not Moving - Phil Collins(1981)

 露骨にBeatlesに似ているというよりは、どことなくPaul McCartneyの匂いがする、という感じの曲。ただ、Backで鳴っているPianoなのか、中期Beatlesフレーバーのコーラスなのか、匂いの理由がどうもよく分からない。
 この曲が収録されているLP"Face Value"からは、シングル"In The Air Tonight"が全英2位、アメリカでは"I Missed Again"がまあまあのヒットとなり、ソロ+Genesisの大ブレークのきっかけにもなった。この頃まではGenesis≒プログレだったので、別の(EW&F+Motown的な)サウンドをソロで、というのは正しいアプローチだったと思うが、しまいにはGenesisがこっちの方に寄って行ってしまったからな・・・。

 Beatlesっぽいと言えば、やはりPaul McCartneyの香りがするGenesisの"That's All"(1983、全米6位/全英16位)もある。チューリップの財津和夫が、自分のラジオ番組でこの曲を
かけたときに「このバンドは自分と同じ匂いを持っていますねぇ」と言っていたのを思い出す。でも私が好きなのは"I'm Not Moving"のほう。

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2007年2月 5日 (月)

Heavy Rotation This Week(35)

 If You Really Love Me - Stevie Wonder (1971)

 軽やかなAメロとスローなBメロが繰り返される、単純と言えば単純だが、Aメロをリードするブラスのリフが印象的な曲。
 歌詞も、「本当に好きならそう言って」と、煮え切らない恋人の態度に業を煮やす、いかにもシングル向けというもの。"Music Of My Mind"、"Talking Book"や"Innervision"等、芸術化する直前の作品で、この頃までは、"Signed, Sealed, Delivered I'm Yours"等、才能をPopな曲を作る方に振り向けていたようだ。
 曲を書いたのは自身と嫁さん(Syreeta Wright)、プロデュースも自身で、Billboardで全米8位。

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2007年1月 6日 (土)

Heavy Rotation This Week(34)

 Streets Of Your Town - The Go-Betweens (1988)

 "16 Lovers Lane"というちょっと洒落た名前のアルバムから。マニア・評論家向け、単純なPopとは距離を置いている感じのこのバンドには似つかわしくない、不思議なほどPopでさわやかな曲。個人的には、なぜか、すっきり晴れたLondonを連想してしまう。
 さぞかしヒットしたのだろうと思って調べるに、Single CutされたはずなのにUK/USではチャートインの形跡がない。アルバムの方はUKで一週だけ記録があるが、その程度のPopularityだったのだろう。
 Go-Betweensはオーストラリア出身、一時はイギリスで活動していた。6枚目に当たる"16 Lovers..."リリース後に解散したのだが、最近になって再結成し、確か二枚ほどアルバムをリリースしているはず。
 

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2006年12月10日 (日)

Heavy Rotation This Week(33)

 When The Angels - Prefab Sprout(1985)

 "Steve McQueen"はPrefab Sproutの二枚目のアルバムで、文句なしの傑作。もともと地味目の、どちらかいえばモノクロームのイメージを想起させるBandに、Thomas Dolbyのキーボードとアレンジが巧みに、決して派手すぎない色を付けていく。一枚目の"Swoon"もいいアルバムだったが、驚くほどの完成度が加わったのが"Steve McQueen"。
 "When The Angels"はアルバムの最後を飾る曲。直前の"Blueberry Pies"のスローでドリーミーなEndingから、パイプオルガン風の荘厳なイントロへ、そしてこのアルバムとしてはアップテンポで明るめのこの曲になだれこむ開放感がたまらない。"When the angels takes・・・"のHookのバックに流れるブラス風のキーボードが印象的だし、完成度の高いアルバムの締めくくりに似つかわしいアレンジでもある。
 USでは、"Steve McQueen"というタイトルは認められなかったようで、"Two Wheels Good"というタイトルに、一曲目の"Faron Young"(昔のカントリー歌手の名前)も"Faron"にそれぞれ変更されている。
 Prefab Sproutは、この後も"Jordan: The Comeback"等、数々の名作を発表していくのだが、個人的にはこのアルバムが一番印象深い。80年代のMost Favoriteで、かっこよくいえば「青春のアルバム」でもある。それにしては地味目だが・・・。

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2006年12月 7日 (木)

YouTube

 最近、YouTubeをよく見る。結構珍しいモノがアップロードされており、感心することも多い。まあ、著作権はさておき・・・、という感じではあるが。
 ZeppelinでサーチするとLez Zeppelinとかいうよく分からないバンドがでてきたり、結構有名な「言葉にできない」など、あのクオリティでは、金を出してまで、という気にはならないが、気楽に楽しむにはいいかなぁ、と。

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2006年12月 3日 (日)

Heavy Rotation This Week(32)

 Wanted - The Style Council (1987)

 Cloudberry Jamの"Right Here, Right Now"(see Heavy Rotation-31)に、The Style Councilの"My Ever Changing Moods"のカバーが収録されている。繰り返し聴いているうちに久しぶりにスタカンが聴きたくなって、ベスト "Singular Adventures・・・"を引っ張り出してきた。何曲かお気に入りがあるが、一番好きなのは"Ever Changing・・・"かこれ。
 内気なオトコのよくある話、という感じの肩の凝らないポップスで、サウンドはオシャレだが歌詞は(まあまあ)社会派のイメージのあったスタカンにしても、いかにもシングル用という感じ。
 聴いていて思い出したのが、歌詞のなかに"There's some soup in my flies"というフレーズがあること。CDのBookに収録されている"Wanted"のシングルジャケットも"Wanted * or waiter, there's some soup・・・"となっている。

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2006年11月30日 (木)

Heavy Rotation This Week(31)

 Signs From Times Of Brokenhearts - Cloudberry Jam (2006)

 CD屋で見つけて、「やぁ出た出た」と独り言をいってしまった。おそらく顔のほうもニヤけていただろう。
 個人的には90年代のMost Favorite。一時活動を休止したが、最近になってまたCDをリリースしてくれるようになった。音楽的には、1枚目から何も変わっていない感じが好ましい。例えば、"Signs・・・”が他のCDに収録されていても多分何の違和感も感じないだろう。
 10年たって、ヴォーカルのJennieは、「ジェニーちゃん」という言い方が似合う女の子から、いかにもスウェーデンの女の人という感じに変わったけれど、相変わらずのクールな声。"Signs・・・"のイントロで聞かれるキーボードのサウンドも一枚目から変わっていない。
 聞いているとなんとも幸せな気分になる。こういうCDがきちんとフォローされる日本に生まれてよかったなぁ、と大げさではなく思う瞬間である。来年は時間を作ってスウェーデンに遊びに行こうかな。

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2006年11月29日 (水)

Heavy Rotation This Week(30)

 (What a) Wonderful World - Art Garfunkel with James Taylor & Paul Simon (1978)

 Art GarfunkelのLP"Watermark"からシングルカットされたSam Cookeのカバー。でもArt Garfunkelがどこで歌っているか分からないほど他の二人が目立つ。オリジナルのSam Cookeは軽めのPopという感じだが、こちらはスローで、ゴスペルっぽい荘厳な仕上がり。
 "Watermark"のLPそのものは、Muscle shoalsのスタジオミュージシャンをバックにJimmy Webbの曲を取り上げているのだが、この曲はNew Yorkのミュージシャン+Phil Ramoneのプロデュースと、明らかにPaul Simonのイニシアティブの基に作られている。
 これだけ豪華な組み合わせだし、さぞかしヒットしたのだろうと想像するかもしれないが、実際には全米最高位17位。しかし、埋もらせておくには惜しい名曲。

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2006年11月19日 (日)

Heavy Rotation This Week(29)

 Windy - The Association (1967)

 60年代の「完璧なPops」の一曲。こういった厚めのコーラスを売り物にするグループも絶えて久しいが、Mamas & Papas、Fifth Dimensionと並んで、いかにも60年代後半のアメリカっぽいグループの一つ。間奏のフルートも印象深く、今でも新鮮さを失っていない。"Windy"や"Time For Livin'"のような曲を聴いていると、外は雨でも部屋の中はさわやかな青空のよう。
 きちんと聴きかえしてみると、イントロのエレキの単音に絡むのはハープシコードだったり、上記のフルートなど、アレンジも結構凝っている。なんでもかんでもシンセ+コンピュータ、がPopsのレベルを低下させた?
 他にも"Cherish(名曲!)"、"Never My Love"のビッグヒットがあり、Bestくらいは持っていないとな。67年に全米四週間No.1。

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2006年11月 5日 (日)

Heavy Rotation This Week(28)

 Laughter In The Rain - Neil Sedaka(1974)

 Neil Sedakaは、Paul Ankaと並ぶ50-60年代初頭のSuper star/Songwriter。その後十年以上続いた低迷期を脱したのがこの曲。そういえば、同じようなキャリアを過ごしたPaul Ankaも、同時期に全米No.1、"(You're) Having My Baby"で復活するのは偶然とはいえ不思議である。
 現在でも結構カバーされているように洗練された名曲で、ソングライターとしてのNeil Sedakaの面目躍如。75年に一週間全米No.1になっている。Elton JohnのRocketレーベルと契約したためか、この後、出来の悪いElton Johnといった感じの"Bad Blood"が大ヒットした。
 この曲が入っているLP"Sedaka's Back"には、Captain & Tennille75年のNo.1ヒット"Love Will Keep Us Together"や、Carpentersがカバーした"Solitaire"なども収録されている。偉大なる復活、というべきか。

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2006年11月 1日 (水)

Heavy Rotation This Week(27)

 #9 Dream - John Lennon (1974)

 ソロになってからのJohn Lennonの作品で一番Beatlesっぽい曲だと思う。様々なSound Effectやストリングスのアレンジ等、いかにも"White Album"を思わせるサウンドになっている。
 しかし白眉はやはり曲の素晴らしさ。ムードだけをすくい取った凡百のコピーと一線を画す出来は、当たり前のことだが「才能」以外の何者でもない。70年代には結構あった「完璧なPop Song」の一曲でもある。
 LP"Walls And Bridges"からのSecond Singleで、全米9
位。

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2006年10月 1日 (日)

Heavy Rotation This Week(26)

 Bite Your Lip (Get Up And Dance!) - Elton John (1976)

 今日はElton Johnを結構聴いたのだが・・・。

 1972-75にかけて、Elton Johnは間違いなくSuper Starだった。"Captain Fantastic..."と"Rock Of Westies"が二枚連続で("Captain"はBillboard史上初の)LP chart初登場No.1を記録し、少なくともChartの上で絶頂だったのが1974-75年。芸術的には、73年の"Goodbye Yellow Brick Road"が頂点か。
 76年にKiki Deeとのデュエット"Don't Go Breaking My Heart"をヒットさせるが、その後にリリースされた二枚組のLP、"Blue Moves"は一転して寂しげで地味な曲が並ぶ。"Bite Your Lip"はLPの最後の曲で、例外的ともいえる軽めのRock'n'roll。
 ピアノのコードプレイにスライドギターとドラムが絡むイントロがなかなかしゃれていて、たまに聴きたくなる。LPからのシングルカットとしては3曲目で、全米・全英ともに最高位30位くらいの小ヒットだったはずである。

 このLPを最後に、しばらくBernie Taupin(Lyrics)、Gus Dudgeon(Produce)と別れ、Disco風味の"Ego"だとか"Victim of Love"とかに代表される(?)低迷期に入っていく。

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2006年9月19日 (火)

Heavy Rotation This Week(25)

 Lady Writer - Dire Straits (1979)

 1978年も暮れ、あるいは79年初めのこと、評論家が激賞するBandがイギリスに現れた。ワクワクしながら聴いたところ、これがシブい。全米4位、全英8位のヒットになったが、個人的にはシブすぎてついて行けない、というのが"Sultans of Swing"。
 その年の暮れ、2nd LP、"Communique"からのファーストシングルがこれ。イントロも曲そのものも「ちょっと」耳ざわりがよくなっているだけなのに、個人的には大ヒット、Dire Straitsでは一番のお気に入りだったりする。世間的には全米45位、全英51位の「失敗作」なのだろうが・・・。
 この二曲や、個人的には苦手な85年の大ヒット、"Money For Nothing"のことを考えると不思議な気分になる。何でこんなにつまらない(カスカスな)曲が受け入れられて、こんなにいい曲がスルーされるんだ・・・、と。まあ、私が好きなのは砂糖(チクロ?)がいっぱい入った甘いジュースなのだ、世間のことなど知ったことか、と思う他はないが・・・。
 ところで、Dire Straitsとは「苦境」のこと。いつだったか、イギリスに行ったとき、政治家がスキャンダルに巻き込まれていて、ニュースで、"He is in dire straits"とか言われていたのを思い出す。

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2006年8月20日 (日)

Have A Nice Day/Radio Daze(3)

 Jackie Blue - Ozark Mountain Daredevils (1975)

 HAND-14から。と言っても実際に聞いていたのは、Ozark Mountain Daredevilsのベストだったのだが・・・。
 幻想的というか、クスリっぽいというか、適当な言葉が見当たらないが、妙に惹かれる曲の一群があり、その代表が"Jackie Blue"なのだ。ただしこのバンドそのものは穏当な(ある意味凡庸な?)Country Rockといった趣で、この曲が例外なのだが・・・。また、個人的な名曲の基準のひとつにGuitar Soloがあるが、この曲の浮揚感のあるソロは素晴らしい。全米3位のヒットになった。
 上にも書いたように、このバンドそのものはそれほど印象に残る、というものではなく、"If You Wanna Get To Heaven"の小ヒット(全米25位)もあったが一発屋の感じが強い。しかし、メンバーのLarry Leeが、鈴木英人のイラストをあしらったソロ、「ロンリー・フリーウェイ」(原題は"Marooned")をリリースしたので、知っている人も多いだろう。例えば、
 
http://www.neowing.co.jp/detailview.html?KEY=MHCP-767

 しかし、日本のサイトを"Jackie Blue"で検索してもほとんどひっからないし、挙句の果てには「ジャッキー吉川とブルーコメッツ」が出てくるのに、ロンリー・フリーウエイだとぞろぞろリンクが出てくるのもどうかと思うが、AOR恐るべし、というべきか。もし、このCDが好きなら、Bestに収録されている"Following The Way I Feel"辺りはおススメ。

 ところでHAND-14だが、"Jackie Blue"→"How Long"(Ace)→"Wildfire"(Michael Murphey)→"Magic"(Pilot)→"I'm Not In Love"(10cc)と続く選曲は素晴らしすぎ。初っ端の"Kung Fu Fighting"を補ってあまりある推薦度★★★★★。

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2006年8月 2日 (水)

Beatlesque(4)

 I Don't Mind At All - Bourgeois Tagg (1987)

 前回分を書いたのが去年の9月4日とはさすがにサボり過ぎかとも思うが、理由がないわけではない。特にここ何年か、この手の音楽に飽き気味だったりするのだ。義務感に駆られて音楽を聴くのもヘルシーではないだろうし・・・。
 この曲は、いかにもPaul McCartney風というタイプのバラードだが、Beatlesqueかどうか以前に、十分に記憶に残るだけのクオリティを持っている。ただ、バロック的なストリングスのアレンジ、ProduceがTodd Rundgrenと、いかにもそちら方向に振った感じもある。
 Brunt Bourgeoisは(多分)バンドが解散後、ソロで"Dare To Fall In Love"をヒットさせているし(90年、32位)、メンバーで共作者のLyle Workmanは一時期Todd Rundgrenのレコーディングに参加していたはずである。
 Billboardでの最高位38位、テレビ神奈川のチャート番組でプロモビデオを見た記憶があるので、もう少し上位までいった気もしていたのだが、40位Overギリギリだったのか。

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2006年7月25日 (火)

Heavy Rotation This Week(24)

 Lava - Silver Sun (1996)

 この曲の入ったLP"Silver Sun"は、90年代屈指の傑作、と言っていいと思う。UKのバンドにしては屈折した感じのない、明るいPower popである。
 "Golden Skin"、"Last Day"、"Bad Haircut"等強力な曲が目白押し、いわゆる「捨て曲」なし。特に気に入っているのがFirst Singleでもあるこの曲である。
 このLPの後、70年代の全米No.1ヒットでアメリカ版ムード歌謡、"Too Much, Too Little, Too Late"(オリジナルはJonnie Mathis & Deniece Williams)のカバーを含む"Neo Wave(98)"、ずいぶん間のあいた2004年にはインディレーベルから"Disappear Here"をリリースしているが、1stの素晴らしさには及ばない気も・・・。
 何でも今年来日するらしい。コンサートに行かない(興味がない)私だが、盛況であって欲しいと思うこと切なるものがある。

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2006年7月13日 (木)

Just The Way You Are(2)

 週末に同一タイトルのBlogを書いていて思ったのが、"the way"がいかにも訳しづらいということ。私のなかではこういったwayは「(物事や人の)在りよう/在り方」という意味になっていて、特に間違っているとは思わないが、これにぴったりした日本語がない。手近の辞書を当たって見るに、「癖、流儀」という意味があって、「流儀」というのがまあ近いのだろうが、さすがにこのまま使うわけには・・・。
 一方で、このwayを使った曲は結構あって、タイトルだけでも、Barbara Streisandの名曲"The Way We Were"('73)、Blues Hornsby & the Rangeの"The Way It Is"('86)などなど。
 また、Nicolette Larsonの"Lotta Love"(Have a Nice Day/Radio Daze(2)参照)の出だしも、"It's gonna take a lotta love to change the way things are"となっている。これなんかも、「物事の在り様を変えるにはたくさんの愛が必要」なんて直訳っぽい訳をするわけにもいかないだろう。
 いかにも英語らしい言い方なのだが、それだけに訳しにくいのだろうか。

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2006年7月 8日 (土)

Just The Way You Are

 Billy Joelの"Stranger"のCD(日本盤)を見ていて気がついたのが、"Just The Way You Are"の邦題が「素顔のままで」になっていたこと。もともとは「そのままの君が好き」だったのではないだろうか。
 確かに「そのままの・・・」のほうはこなれているとは言いがたいが、手馴れた感のある「素顔の・・・」よりもVividな感じでいいのではないかと思う。まあ、Billy Joelの顔を見た後ではVividも何もないか・・・。「そのままの・・・」のほうは、誰かがちゃっかり拝借していたような気もする。
 PopsについてはFENの影響が強かったせいか、日本語の曲名については関心も知識もないのだが、何となくイメージを破壊する方向のものが多かったように思う。安直なのも多かったし、「恋の~」だとか「今夜は~」だとか。「今夜はビートイット」ってどういう意味? 「今夜はランバダ」だとある程度期待したりもするが、こちらの方は邦楽だったか・・・。
 でも、外タレに日本語で歌われるより百倍ましか・・・、QueenだとかPoliceだとか・・・。

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2006年7月 2日 (日)

Heavy Rotation This Week(23)

 What's In A Kiss - Gilbert O'sullivan (1980)

 LP "Off Centre"から。"Alone Again", "Clair"で有名なシンガーソングライター。70年代後半に低迷時期があり、80年に久しぶりにリリースしたのがこの曲。手元の資料だとシングルチャートで全英9位、とのこと。
 77年の"Southpaw"もそんなに悪いLPではなかったと思うが、このLPに収録されている"What's・・・"や"Can't Get Enough Of You"のレベルの「名曲」はなかったことを考えれば、やはり復活なのだろう。この曲を初めて聴いたとき、Gilbert O'sullivanが戻ってきた、と感激したのを思い出す。
 この後も、多分世界で一番熱心なファンがいるのであろう日本では新譜がリリースされているし、90年にはUKで"So What"がヒットしているが、いかにもGilbert O'sullivan、という曲もこれで最後だったような気がする。

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2006年5月22日 (月)

Heavy Rotation This Week(22)

  I'll Supply The Love - Toto (1979)

 Totoは70年代後半のWest Coastの著名なスタジオミュージシャンによって結成されたバンド。ある時期には、Totoのメンバーがバックに入っていないWest Coast系のレコードを見つけることが難しいくらい「はびこって」いた。Toto結成前のこのメンバーのもっとも有名なレコードはBoz Scaggsの"Silk Degrees"(名盤!!)で、David Paithが結構な数の曲を共作/提供していることからも分かる通り、全体としてはRockバンドというよりはAORに寄っている。
 "I'll Supply The Love"は1st Albumからの2nd Singleだが、曲の終盤にプログレっぽいブレークはあるものの、Totoの中でも恐らく一番ストレートなロックだろう。1stから4th Album"IV"位までは外れも少なく、いかにも日本人好みのサウンドだと思う。
 この曲を取り上げた理由の一つは、スイスで見たテレビで、Totoのライブ(多分最近の)を放送していたからで、皆いいオジサンになっていたが・・・。

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2006年4月16日 (日)

Heavy Rotation This Week(21)

 Rock'n'roll Love Letter - Bay City Rollers (1976)

 いまでは誰も言わないだろうが、30'sのビング・クロスビー、40'sのフランク・シナトラ、50'sのエルビス・プレスリー、60'sのビートルズと十年周期でスーパースターが現れることになっており、で70年代は誰か、というスーパースター捜しがまことしやかに(?)行われていた。Bay City Rollersは、第二のBeatles-アイドル編という感じでタータンチェックをトレードマークにEdinburghからやってきた五人組。
 UKでは十曲ほどTop Ten Hitが、USAでも"Saturday Night"がNo.1になっているので一過性とは言いにくいが、日本での騒ぎもすごかった。
 曲も聞きやすく、"Bye Bye Baby"(Four Seasons)、"I  Only Wanna Be With You"や"Keep On Dancing"などカバーの選曲もなかなかだったが、どれか一曲というと個人的には"I Only Wanna・・・"か"Rock'n'roll Love letter"になる。
 この曲を聴いてたまに思うのが、ヘビメタ風にアレンジして、間奏のコーラス(これがなかなかシャレている)の後に思いっきり派手なギターソロを入れたくなる、ということである。
 この曲のオリジナルはTim Moore、といっても私は聴いたことがなく、FENで何度かかかっていたのがそうだったのかも、という程度だったのだが、最近驚いたのが以下のWebサイト。まあ、買わなかったけど・・・。

 http://www.airmailrecordings.com/tim.html

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2006年3月15日 (水)

Heavy Rotation This Week(20)

 My Guy - Sister Sledge (1982)

 60年代の曲のカバーが好きである。特にMotownのカバーが。どこかに書いたかも知れないが、70年代というのは一言でいえば「洗練」の時代なのであり、曲そのものの魅力は60年代のものの方が高いのではないか。一方で、60年代のものはアレンジやサウンドの面でさすがに時代を感じさせるものが多く、70年代以降の「洗練」がその弱点を補っていると思うのである。
 さて、"My Guy"は1964年のMary WellsのNo.1ヒットで、作者はSmokey Robinsonである。単純だが小じゃれたSmokey Robinsonらしい歌詞、覚えやすいメロディ、後は上に書いたような洗練されたアレンジ、このバージョンが古臭く感じられないということは、この頃からPopsの進歩が止まってしまっている、ということなのだろうか。
 Sister Sledgeは名前の通り四人姉妹のグループ。78-79年にかけてChicのNile Rodgersのプロデュースのもと、"Graetest Dancer"、"We Are Family"のBig Hitを飛ばしたことで有名である。"My Guy"はBillboardで最高位23位。

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2006年2月28日 (火)

Have A Nice Day/Radio Daze(2)

 Lotta Love - Nicolette Larson (1979)

 HAND-22から。このCDのライナーの書き出しに、1979年は意外なことが起こった年だとして、その一つに「Neil YoungがTop10 AM-Radio Smashを書いたり・・・」とあるが、それがこの曲である。
 ウエスト・コーストサウンド全盛期の真っ只中、いかにもという感じのAORサウンドで、キーボードのリフ(といっていいものかどうか)は、日本の業界に大きな影響を与えたはずである(例えばオフコース)。しかし曲自体はこんな(?)B級Compilation入れるべきではないと思えるほど優れたもので、深みのある歌詞もさすがNeil Youngという感を強くする。
 Nicolette Larsonは70年代後半のメジャーなバックボーカリストの一人で、特にLinda Ronstadtのレコードで有名。Neil Youngのバックも勤めていたはずで、このコネで曲の提供を受けたのだろう。
 この頃のAORに関しては、日本では結構マイナーなところまでCD化されており、率直に言って「どうでもいいような」モノまで誉めそやされているようだが、"Lotta Love"は掛け値なしの傑作だと思う。
 HAND-22に関しては、この頃のヒットを網羅しており、Nigel Olsson(Elton Johnバンドのドラマー)の"Dancing Shoes"やIan Gommの"Hold On"、Suzi Quatro & Chris Norman(Smokie)の"Stumblin' In"等なかなかのセレクションで、やはりレコード会社のOmnibusにはない良さがある。おススメ度は★★★★1/2位にしておこうか。

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2006年2月23日 (木)

Heavy Rotation This Week(19)

 Friday Let Me Down - Daryl Hall & John Oates (1981)

 Hall & Oatesにはシングルになっていない曲にも結構気に入っているものがある。どこかで書いた"Soul Love"や、この曲もその一つである。LP一枚に一曲、という感じのJohn Oatesのボーカルで、かつ曲そのものも循環コードを基本にした比較的単純なもの。でもなんとなくハマルんだなぁ、これが。
 LP"Private Eyes"からで、このLPもまあ名作、といっていいだろう。シングル"Rich Girl"以降の低迷から復活した"Voices"に続く、Hall & Oatesの絶頂期の一枚ということになるだろうか、"Did It In A Minute"も入っているし。

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2006年2月14日 (火)

Have A Nice Day/Radio Daze(1)

 Falling In Love - Hamilton, Joe, Frank & Reynolds (1975) 

 昨日書いた"Have A Nice Day"や"Radio Daze"から、よさげな曲をPick Upしていくことにする。いわゆるB級ヒットかも知れないが、Bruce Springsteen やJackson Browneがナンボのモンじゃ(嫌いじゃないけど)、という気分もあるし、こういったヒット曲の方が好きな人もいるだろうし。
 略称として、Have A Nice Day=HAND、Radio Daze=Dazeを使うこととする。この曲はHAND-15に収録されている。
この曲、印象的なリフレインが耳に残るが、あとは普通のバラードである。アレンジも冷静に考えれば安っぽいし、結局このリフレインのみで全米No.1になったようなもので、こういうところがB級のゆえんなのかもしれない。
 HAND-15には、他にもJanis Ianの"At Seventeen"のような名曲や、Jigsaw "Sky High"やBay City Rollers "Saturday Night"のようないかにもなポップ(人によっては大名曲だろうが・・・)が収録されている。HAND-15としてのお勧め度は★★★★位か。
 Hamilton, Joe Frank & Reynoldsは、もう一曲"Don't Pull Your Love"(71年 最高位4位)というヒットもあり、これはHAND-5に収録されている。こちらは、Four TopsやGrass Rootsなどでもお馴染みDennis Lambert/Brian Potterの作である。

 

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2006年2月13日 (月)

Have A Nice Day

 Rhinoは、CDの初期にTodd RundgrenのCDの再発で有名になったレーベルである(少なくとも私には)。これだけでもなかなか目の付け所がシャープでしょ、という感じだが、しかし、その名声(?)を揺るぎなきものにしたのは、25枚にも及ぶ70年代のB級ヒットのCompilation"Have A Nice Day"シリーズであろう(少なくとも私には)。で、問題なのは、その"Have A Nice Day"が廃盤になりかかっているのではないか、ということである。
 このCDが出たあと、それまではこのシリーズでしか聴けなかったアーチストのベストが結構リリースされたりしたので、レア度の低下は否めない部分もあるが、それでもこのCDにしかないものも多いし、何よりも得がたいのは、この時代の空気、のようなものが聴こえてくることである。
 実は、このシリーズの80年代版、"Radio Daze"というものが発売されたのだが、Vol.5まで行ったところで中断されてしまった。多分、今ではかなりのレアアイテムなのではないか。また、70年代のSoulのCompilation"Didn't It Blow Your Mind"も最近品薄気味のようである。入手するなら今のうち。

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2006年2月12日 (日)

Heavy Rotation This Week(18)

 She's So Young - The Pursuit of Happiness (1988)

 個人的に驚くのは、この曲が1980年代のものだったということ。感じとしては90年代、それも後半なのだが。
 このバンドのファースト"Love Junk"は、Todd Rundgrenプロデュースというのが売り(?)で、その流れで出来の悪いUtopiaという感じの"I'm An Adult Now"を聴いて、イマイチだなあ、という程度の記憶しかなかったのだが、90年代になってからのLPで"Adult Now"とは全然違う、優れたPopをやっていたのを発見して見直したのである。で、この曲もそのファーストに入っていた曲で、一曲だけで判断してはいけない、という典型だろうか。
 曲そのものは「どまんなか」という感じのPopsで、Todd Rundgren風味も間奏のギターの音色位に押さえられている。
 さすがに最近はオリジナルのCDは見つけにくくなっているようだが、Best("Sex & Food")の他、RhinoのCompilation"Poptopia"の80年代に収録されている。全くRhinoの編集盤は目ざといというしかない。ところでRhinoと言えば・・・。

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2006年1月31日 (火)

Heavy Rotation This Week(17)

 Sweet Seasons - Carole King (1971)

 ステレオの辺りに、買ったまま封を切っていないCDが10枚ほど。まずいなぁ、またもやスランプがやってきた。

 Carole Kingといえば、60年代のSongwriterとしての活躍("Will You Still Love Me Tomorrow"、多分誰でも知っている"The Loco-motion")や、70年代のSinger songwriterの先駆け的な名作"Tapestry"で、ロック、ポップス界の偉人の一人であるが、きっと今の人は(という言い方もジジくさいが)あまり知らないのだろう。荒井由実がデビューしたときも「日本のキャロル・キング」みたいな言われ方をしたはずである。ついでに、先月号の「ラジオ技術」にも随分怪しげ(?)なレビューが載っていた。多分筆者の方は私よりよほど年上なのだろうが。
 この曲が入っているLP"Music"は、"Tapestry"の次の年にリリースされたもので、確かに"Tapestry"のようなグロッシーな感じはないけれど、聴きやすいLPである。Carole Kingの本領が60年代のPopsの名作にあったとすれば、たぶん"Music"の方が資質に素直な作品なのだろう。
 このLPにも結構好きな曲があって選択に困るが、あえて一曲と言えばやっぱりSingleになったこの曲か。Billboardでの最高位9位だそうである。
 

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2005年12月16日 (金)

Heavy Rotation This Week(16)

  This Charming Man - Smiths (1983)

 多分、80年代UKで最も影響力の強かったバンドだろう。(最高の、ではないのは個人的にはもっと好きなバンドがあるからだが・・・。) 何にせよ、この曲を最初に聴いた時の衝撃は忘れられない。多分、何の情報もないままチャート関連のラジオ番組で聴いたのだと思うが、モータウンタイプのリズムパターン(個人的には"You Can't Hurry Love"を思い起こさせる)にシャープでブライトなトーンのギターリフ、そしてあのスローなボーカル。パンクにはない緊迫感。
 Smithsには、他にも好きな、そしてすばらしい曲は多数あるが、初めて聴いた時の印象の強さもあって、どれか一曲、というと"This Charming Man"になってしまう。

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2005年12月 2日 (金)

試聴リンクを張ろうと思っても・・・

 何か音楽関連のことを書いたときに、リンクを張って試聴ができるようなサイトを探すのだが、今週の二件については厳しかった。気に入っているのがイントロだというのに、試聴サイトではたいがい歌の途中からで、イントロを含めた頭から、というのはないようだ。
 まあ、こういったサイトもただの販促物品であって、そんなものに(大げさに言えば)芸術的配慮を求めるのは間違っているのだろう、多分。
 もう一つ気になるのが音の悪さ。やっぱりそれなりのオーディオ装置を使って聴きたいなぁ、と。まあ、PCについてきたプラスチックのスピーカーを使っておいて言うのも何だがな・・・。

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2005年11月30日 (水)

Heavy Rotation This Week(15)

 I Want You Back - Jackson 5 (1969)

 昨日の続きである。多分、最高のリズムギターのカッティングリフによるイントロを持つ曲だろう。35年経っても、未だにいろいろなところでこのリフを聴くのが証拠であろう。Michael Jackson、Jackson 5のデビュー作でもあるが、何よりも曲が、そしてイントロが忘れがたい。作者はThe Corporationとなっているが、モータウンのボスBerry Gordyが率いるソングライターチームで、Deke Richards、Freddie Perren、Alphonzo Mizellがメンバーだった。このうちFreddie Perrenは後にSylversやTavaresの一連のヒットを、またやはりモータウンのスタッフライターだったDino Fekarisと組んで、Gloria Gaynorの"I Will Survive"、Peaches & Herbの"Shake Your Groove Thing"、"Reunited"を書くことになる。

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2005年11月29日 (火)

Heavy Rotation This Week(14)

 Bad Girls - Donna Summer (1979)

 70年代後半はDiscoの時代だった。StonesやELOまでがディスコっぽい曲をレコーディングしていた時期である。個人的には、Discoと言えばカッティング、というくらいリズムギターのカッティングがツボに入っており、"Bad Girls"は傑作の一つだと思う。普通のカッティングでは面白くないと思ったのか、イントロでは二本のリズムギターが別々のパターンを刻み、これがカッコいいのである。確か"Hot Staff"の一ヶ月後位にシングルカットされ、後を追うようにチャートを上がっていってチャート上位に同時に二曲、という意味でも印象深い。全米5週間No.1であり、この頃のDonna SummerはDisco Queenの名前に相応しい存在だったと思う。

 さて、Discoの流行に呼応する形で現れたのが、Extended Mixだとか12inchシングルで、通常3-4分の曲を、多くは間奏部分を延長することで7分程度まで伸ばしたものである。例えば、まずベースリフ、+ギターカッティング、+キーボードのように順々に音が厚くなっていく緊迫感めいた感じがなんとも言えず、気に入ったものが多かった。Donna Summerのベスト盤のなかに、"Bad Girls"のMix違いが収録されているものがあったので購入してみたが、こちらの期待に反して、シンセのリフ(結構印象的なシンセが使われている・・・特段好きでもないのだが)を強調したもので、ギターリフは目立たずがっかりしたのを思い出す。

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2005年11月13日 (日)

Heavy Rotation This Week(13)

 Bluebird - Paul McCartney & the Wings (1973)

 LP "Band on the Run"がPaul McCartneyのBeatles以降の最高傑作だ、という意見に異論のある人は少数派だと思うが、確かにほとんどすべての曲が水準を超えた作品で、よく聴く曲も気分によっては"No Words"だったり"1985"だったりもする。
 比較的早いうちに転調するバラードというと、Beatles時代の"Here,There and Everywhere"が思い浮かぶが、"Bluebird"も勝るとも劣らない名作だと思う。
 この頃は、ロックに寄った曲がシングルカットされる傾向が強く、"Band on the Run"からも"Jet"、"Band on the Run"という比較的分かりやすいロックがシングルになっている。"Bluebird"はシングルカットこそされなかったが、1976年のLive LP "Wings Over America"にも、最近発売されたベスト"Wingspan"にも収録されており、人気の高い曲であることを伺わせる。最近のLPはシングル以外クズ、というのも多いようだが・・・。

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2005年10月30日 (日)

Heavy Rotation This Week (12)

 All Over The World - ELO(1980)

 「電車男」のテーマソングに"Twilight"が使われていたそうで、結構注目を浴びているのだろうか。でも、"Time"以降の作品は正直なところあまり好きではなく、CDもあまり聞く機会がない。この曲は、Olivia Newton-John主演の映画"Xanadu"のサントラに入っており(多分、映画の方は見る価値もないのだろうと思うが・・・)、Olivia Newton-JohnとCriff Richardの"Suddenly"と並んで好きな曲であるであるとともに、何となく歌ってしまう歌なのである。このLP、ONJの全米No.1、"Magic"も入っており、なかなかのお買い得かもしれない。
 定番ともいえるマイナーコード(CメジャーだとDm-Em-Amかな)とハイトーンを多用したHook(日本語でいう
サビ)の気持ちよさがたまらない。シングルチャート最高13(US)/11(UK)位だそうである。今聴きながら思うのは、冒頭でも書いたように、"Deface the Music"以降"Discovery"まで傑作を連発してきたELOの、聞く価値のある最後のLPであり、またシングルだったということである。いい時代だったなぁ。

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2005年10月12日 (水)

Heavy Rotation This Week(11)

 Is This Love - Bob Marley & The Wailers (1978)

 Album "Kaya"から。この曲に関してはあまり書くことがない。ストレートなラブソングである。あまりレゲエを聞き込んではいないのだが、ジャマイカ産のレゲエにしては例外的とも言える美しいメロディで、一聴して引き込まれてしまった。それまでの、例えば前回とりあげたLed Zeppelinの"D'yer Mak'er"だとか、Eric Claptonの"I Shot the Sheriff"やJohnny Cashの"Stir It Up"(これら二曲はBob Marleyの作品だが)とかで馴染んでいたReggae(flavourかな?)とは全然異なる、なんともいえない緩さが心地よい。UKではSingleとしてTop10入りしている。
 比較的最近になって、従来はBootlegでしか聴けなかった種々のライブ音源がリリースされるようになって、この曲も"Jamming"とのメドレーで聴けることが多い。お気に入りは、アップテンポで(適当に)タイトな"In Gabon Africa 1980"のもの。

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2005年9月13日 (火)

Heavy Rotation This Week (10)

 D'yer Mak'er - Led Zeppelin (1973)

 Led Zeppelinの数ある作品のなかでも、最もPopな一作といっていいだろう。結構麻薬性のある曲である。ZepはUKではSingleを切らないことにしていたようだが(USや日本では別)、この曲についてはRobert PlantがSingle Cutを熱望して、Promo Singleまで準備されたはずである。(結局UKでのSingle cutはなかったが) タイトルは"Did you make her?"の意味だと思うが、曲のReggaeのリズムに引っ掛けてか、メンバーが"Jamaica"という意味だと答えていて、いろいろ論議を呼んでいたと記憶する。この曲、Reggaeのリズムでわかりにくくなっているが、メロディは"Unchained Melody"が「どこかから電波に乗って飛んで来た」(Copyright: Keith Richard)のではないだろうか。あまり指摘されていないようだが。
 この曲でもう一つ感心するのは、IntroのJohn Bonhamの強烈なドラムに始まって、Jimmy Pageの例によってたどたどしいが味のある(いわゆる「ヘタウマ」な)riff、Robert PlantのセクシーなVocalと、こんなPopな曲にもかかわらずLed Zeppelinの特徴が凝縮されていることである。ZepはHard Rockできつそう、と思っているPopファンは、今すぐ"Houses Of The Holy"を買いにレコード屋に走るべし。(今ではDownloadかな?)

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2005年9月11日 (日)

Heavy Rotation This Week(9)

 Right Between The Eyes - WAX (1986)

 Andrew GoldとGraham Gouldman(ex.10cc)という強力なSongwriterのDuo(?)がWAX。もともと10ccの末期に一緒に仕事をしていて、それがグループ結成のきっかけになったようだ。Common Knowledge名義で2枚ほどSingle(CD:WAX common knowledge.comで入手可能)をリリースした後、WAXとしてのファーストシングルがこの曲(なお、UKでは"Ball And Chain"がFirst)。非常によくできた曲でさすがと思ったが(プロモビデオにThunderbirdsが使われていたのを思い出す人もいるだろう)、この曲を含むLP "Magnetic Heaven"は正直あまり好きではない。二枚目のLP"American English"はなかなかよくできており、UKでは"Bridge to Your Heart"がTop10に迫るヒットになったが、個人的には"Right Between The Eyes"の方が圧倒的に好きである(あと、Common Knowledgeの"Don't Break My Heart"も・・・)。3枚目のLPを出したのち解散したはずだが、全般的には、この時点での「今風」なアレンジとサウンド(特にキーボード)が曲のよさを損なっている、という感じで、もう少しなんとかならなかったのか、と思うことしきりである。

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2005年9月 4日 (日)

Beatlesque(3)

 Someday, Someway - Marshall Crenshaw (1982)

 もともと、Beatlemaniaというミュージカル(だったはず)でJohn Lennon役をやっていたことで有名だったので、当然声は世界で二番目くらいにJohn Lennonに似ている。(ちなみに一番候補はJulian LennonかSean Lennon) 曲そのものも初期Beatlesを思わせるPopなもので、Billboardでも36位まで上昇した。この曲が収録されているLP"Marshall Crenshaw"と、名曲"Whenever You Are On My Mind"が入っている2nd"Field Day"はMust-haveかと思うが(あるいはRhinoから出ているBest)、その後はどうも・・・。こういったMusicianは、当然J. Lennonに似ていると(いい意味でも悪い意味でも)いわれるわけだが、そこから離れようとするととたんにつまらなくなることが多いように思える。ご当人は、Gin Blossomsの"Til I Hear It From You"を共作したり、CDをリリースし続けており、Show-Biz界で生き残っているようだ。http://www.marshallcrenshaw.com/

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2005年8月27日 (土)

Heavy Rotation This Week(8)

 Rockin' Down The Highway - Doobie Brothers (1972)

 CDプレーヤを手に入れて、便利さに目を見張ったのが特定の曲を繰り返し聴けるということだった。LPだと自分でいちいちアームを戻す必要があったし、それ以前に磨耗の心配があった。カセットでも、特定の曲だけをとなるとそれなりに面倒だったり時間がかかったりしたのだが、CDでは"Single"というボタンを押すだけである。ついでにA-Bというモードを使うと、曲の一部分だけをリピートすることができる。初期Doobies(事実上Tom Johnston)はUS最強のriff-bandだと思うが("Listen To The Music", "China Glove", "Long Train Running")、この曲では、それほど印象的なriffが使われているというわけではない。私が特に気に入っているのはギターソロに入る手前、ピアノのコードプレイ+ギターのカッティングの部分、時間でいうと最初から2:05-2:12くらいで、このあたりをA-Bモードで聴いているのである。変態的な聴き方だと言われればまあその通りだが・・・。元に戻る時に数秒のインターバルがあるのが気に入らないといえば気に入らないが、これも技術の進歩で、コンピュータに取り込んで編集すればこの部分だけのループを作ることができるようになった。変態ついでにそのうちやってみるかな・・・。

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2005年8月25日 (木)

Beatlesque(2)

 I Just Want To Touch You - Utopia (1980)

 LP"Deface the Music"は全編Beatlesのパロディ、ということで有名なものである。ただ、個人的には、今回取り上げた"I Just Want To Touch You" を除いてどうも感心できない。想像するに、一番初めに出来たのが初期BeatlesのHitを混ぜ合わせたようなこの曲だったのだが、これをプログレ風味のPower Popという感じのUtopiaのLPにfitさせるのは難しかったのだと思う。じゃあお蔵入り、というのもさすがにもったいない位の出来なので、ではアルバム一枚遊んでみるか、という感じで"Deface"が作られたのだろう。しかし、似せることに、あるいは何を下敷きにして作った曲か分るように、という点に過度に神経を使ったせいなのか、全般的に曲に不自由な感じが付きまとい、大した出来には思えない。こう考えると、パロディというのも難しいものである。Utopiaの実質的なリーダであるTodd Rundgrenは、今後のBeatlesque関連で何度か名前が出てくることになるだろう才人である。多分にひねくれてはいるが。

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2005年8月23日 (火)

私は小鳥

 「今日の私は小鳥・・・」

 といっても、暑さで頭がやられたわけではないので安心して欲しい。山口百恵が歌っていたフジカラーのCMソングのことである。妙に耳ざわりのいい曲で、そのころ洋楽至上(=歌謡曲なんかクズだ)主義に陥っていた私も、思わず唸ってしまう出来栄えなのだった。それから随分経って、中古レコード屋でレコードを漁っている私の前に忽然と現れた、\5,000(確か)の値札をつけたフジカラーの景品ソノシート。そのころ探していたPilotと同じくらいの値段で、しかもソノシートなのに、である。店のオヤジに、「あれが入っているレコードが欲しいんですけど」と聞いたところ、「あれ」はソノシートしかないのだ、との答え。「あれ」を欲しがる"百恵ちゃんマニア"なら知ってるだろ、フツー、といった感じの態度が忘れられない。「くっきりすっきりフジカラー」のバージョンしかないのか、しかも5,000円か、ガーン、と思いながらソノシートの裏を見ると、作詞・作曲 吉田拓郎の文字が・・・。

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2005年8月22日 (月)

We've Only Just Begun

 "Beatlesque(2)"の時間ですが、この時間は予定を変更してCarpenters関連のニュースをお送りします。というわけで、昨日のNHK BSのCarpentersの特番、よかったですねぇ。70年代というのはPopular Musicにとってすばらしい時代だったのだ、という想いを新たにする。Richard Carpenterは当然としても、Herb Alpert(A&M RecordのAはAlpertのAなんですよ・・・)、初めて見たJohn Bettis、何でここに?というPhoebe Snow、どうも貧乏クジのPhil Ramoneとキャストも豪華で、さすがNHKというところか。どうせならRoger Nicholsも出して欲しかったが、こんなManiacなキャスティングはさすがにNHKには無理か。これなら受信料を払う価値があると思うが、一方で、多分、取材スタッフは出張先で豪勢なホテルに泊ったりしてまた無駄使いを・・・、という気がしないでもない。余談はともかく、驚いたのは、"We've Only Just Begun"のOriginalたる銀行のCMが見られたことで、私のような若い(?)ファンにとっては、この名曲がCMソングだったというのは「古くからの言い伝え」みたいモノだったのである。そうそう、CMソングと言えば・・・。

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2005年8月20日 (土)

Heavy Rotation This Week(7)

 Sister Golden Hair - America (1975)

 忘れられない曲の一つである。いままでに間違いなく1000回は聴いたと思う(今もBGMでかかっている)が、未だに飽きない。個人的には、Pops/RockにKnock outされた一番最初の体験だったはずであり、とにかくそれまで耳にしていた日本の歌謡曲とは全くレベルが違ったのである。小学生でも平気で「コクる」とかいう今の日本では想像もつかないようなナイーブな歌詞に、Americaお得意のさわやかコーラス、そしてアコースティック、エレキ(スライド)のギターが印象的に使われており、75年にBillboardで一週のみだがNo.1になっている。(そういえば、Heavy Rotationでは初めてのNo.1シングルである。何せシングルになっていないモノが多かったからなぁ・・・。) ProducerはかのGeorge Martinで、などとゴタクを並べるのがバカらしくなる位のポップな名曲で、こういった曲は単純に楽しめばいいのだと思う。Americaといえば、歌詞の深みを含め"A Horse With No Name"の方を挙げる人も多いだろうが・・・。AmericaのBest盤は「一家に一枚」モノだが、"History"よりも"You Can Do Magic"とかが入ったものの方がお買い得である。

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2005年8月16日 (火)

Beatlesque(1)

 That's What the Little Girls Do - Knack (1979)

 Beatlesqueとは、Beatlesに似た音楽をプレイするバンドや個人、あるいはBeatlesの作品に似たFlavorを持つ曲のことで、英語で書かれたレビューには時々出てくる言葉である。多少の軽蔑のニュアンスを含むこともあり(サル真似というわけか)、必ずしも褒め言葉というわけではないが、一方でこの手の曲を好む向きにはmagic spellでもある。さて、Knackだが、"My Sharona"の6週間全米No.1で"Next Beatles"のように言われていたのだが、この曲自体はそれほどBeatlesqueな感じはしない。一方で、LPジャケットのデザインやファッションは明らかに"A Hard Days Night"以前のBeatlesを思わせるように作られており、それはLP"Get the Knack"の残りの曲についても同様である。なかでも最高なのが、シングルにこそならなかったが、John Lennon の匂いがプンプンしている"That's What the Little Girls Do"だと思う。なお、この後はというと2nd Album"...But Little Girls Understand"がコケ、その後2枚のLPをリリースするものの、「あの人は今」状態に・・・。(その後1998に、"Zoom"というAlbumをRhinoから出している。まずまずのデキ。) 詳しいことは、http://www.knack.comをどうぞ。

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2005年8月14日 (日)

Heavy Rotation This Week(6)

 Under My Thumb - Rolling Stones (1966)

 個人的には、この曲は"Got LIVE If You Want It"収録のものに限ると思っている。StonesのLive LP/CDをきちんと聞き比べたわけではないので、他にもっといいVersionがあるのかもしれないが、Studio Recording (Aftermath)のものよりはよほど気に入っており、早いテンポと演奏の荒っぽさがこの曲によりフィットしているように思う。ただ、ABKCOから再発されたCDは、Remasteringにより随分音質や分離がよくなっており、アナログで聴いたときの荒々しさが後退しているのは残念である。世の中には、音質がよくなれば・・・、といった単純な思考では片付かないことがあるのだ。このLiveについてもOverdubだらけだとか、収録場所がクレジット通りではないとかの記憶があるし、"Under My Thumb"についてもリフが"I Can't Help Myself"(Four Tops/written by H-D-H)のパクリだとかいろいろ言われていた気もするが、細かいことは気にしない・・・。

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2005年8月 8日 (月)

Heavy Rotation This Week(5)

 A Beautiful Morning - The Rascals (1968)

 CDをsingle playモードにして一曲を繰り返し聴くのが私の習慣で、"Heavy Rotation"は最近そうやって聴いたもののなかからpick upしているのである。この頃のRascalsは数々の名曲をリリースしており、一曲を選ぶとなると非常に困るのだが、昨日は偶然これだったということである。私が持っているのはRhinoから出ている"The Rascals Anthology  1965-1972"(買うべし!!)だが、Heavy Rotation候補が他に5曲ある。(Groovin', A Girl Like You, How Can I Be Sure, Island of Love, A Ray of Hope) リーダのFelix CavaliereのWeb Siteで代表曲が聴けるのだが、内容を読むと、どうも懐かしのRascalsといった感じのツアーをやっているらしい。困ったものだ、と思う人もいるのかもしれないが、どうか見逃してあげて欲しい。(http://www.felixcavalieresrascals.com/)

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2005年8月 6日 (土)

Heavy Rotation This Week(4)

 Tear Drops - k.d.lang & Elton John (1993)

 Elton Johnの企画モノCD, "Duets"から。いかにもというストリングスのアレンジはArif Mardin、g: Dean Parks, b: Nathan Eastと、「Disco風味の白人音楽」に似つかわしいメンバーによるもので、曲そのものも楽しめる上質のPopsになっている。作者はZekkariyas and Zeriiya Zekkariyasとなっているが、Womack & Womackの変名(別名?)である。 (詳しくはhttp://www.soultracks.com/womack_and_womack.htm をどうぞ) W&WのOriginalは1988にUK、ヨーロッパで結構なヒットになったはずだが、このカバーの方がよくできていると思う。単純なrefrainを強調したW&Wの典型的なパターンの一つで、これがハマると結構病みつきになったりするのである。

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2005年8月 1日 (月)

Heavy Rotation This Week(3)

Heat Wave - Jam (1979)

 個人的には、この曲がPops50年(?)の中でも最高傑作だと思う。OriginalのMartha & the Vandellas(1963)の他にも、The Who(1967)、Linda Ronstadt(1975)のバージョンもすばらしいと思うし、アメリカのどこかのショッピングモールで流れているような、誰が歌っているのかわからないようなモノでも結構いいと思ったりするが、何と言ってもこのJam(LP: Setting Sonsより)のバージョンが出色である。前ノメリのビート、いかにもRickenbackerという感じのメタリックなギターカッティング、厚く重ねられたピアノやブラスが暴力的な雰囲気を醸しだしており、Punkというイメージそのままのサウンドである。Jamはちょうどこの頃から、"Eton Rifles", "Going Underground"のヒットでUKを代表するバンドのひとつとなり、リーダのPaul Wellerは後にStyle Councilで日本の「おしゃれな」若者に多大な影響を与えることになるが、私にとってはHeat WaveのJamなのである。作者のHolland-Dozier-Hollandは60年代Motownの伝説的なSongwriter Teamのひとつで、The Supremesの一連のヒット(BillboardのPop ChartのNo.1が10曲!)の方が有名だろうが・・・。

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2005年7月29日 (金)

Heavy Rotation This Week(2)

 New Romance (It's A Mistery) - Spider (1980)

 で、CDTHENで何を買ったかというと、Spiderの2LP in 1CDである。これは、レーベルがマイナーだった(Mike ChapmanとNicky ChinnのDreamland Label)こともあり、CDで出るならどこかのCompilationか、と思っていただけに嬉しい誤算。"New Romance"はキャッチーなメロディ、洒落たギターソロ、内容のない歌詞(あんまり深刻なのもどうかと・・・)とポップソングのお手本のような出来である。これでBillboard最高位39位というのは信じられない。このバンドにはHolly Knightという有能なSongwriterがおり(名前は冗談かと思うが)、このCDにも、後にTinaTurnerでBig Hitになる"Better Be Good to Me"(1984、ちなみにBillboardでの最高位5位)が入っている。http://www.hollyknight.comを見ると、今までカバーされた、あるいは提供した曲が並んでおり、80年代に一時代を築いたSongwriterであることがわかるだろう。代表的な曲が聞けるようになっているが、私のお気に入りは、Heart "There's The Girl"、Hall & Oates "Soul Love"と、このWebでは聴けないものである。もちろん"New Romance"もHolly Knightが共作した曲で、SampleはCDTHENでどうぞ。

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2005年7月28日 (木)

CDTHEN

 CDTHEN.NETというサイトでなかなか珍しいCDを売っている。(http://www.cdthen.net) なんとなく怪しげだったが、7/9に注文したCDが昨日届き、まずは信用できそうである。CDをクリックするとAmazon.comに転送され、Amazonがいわゆる「回収代行」を行っているわけで、心配するには及ばなかったのかもしれないが。収録されている曲目を確認するにもAmazonのサイトに行く必要があり、そこは通常のAmazonと同様レビューの投稿もできるのだが、面白かったのはStarbuckのCDのレビューで、Bruce Blackman(バンドのリーダ:もし本物だったら、だが)が「いんちきレコーディング」というレビューを、ベーシストのいとこと名乗る人物が、Blackmanが利益を一人占めしていると書いている。"Moonlight Feels Right"という名曲(?)を残しているバンドで、こういったバンドとメンバーの行く末を考えるに、皆がPaul McCartneyみたいになれるわけではない、という当たり前のことが妙に身につまされる今日この頃である。このCDも欲しいのだが、さすがに"Bogus recording"と本人(?)に言われると・・・。

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2005年7月25日 (月)

Heavy Rotation This Week

Coming Home - Glen Campbell (1975)

 ここ何十年かのたゆまぬ物欲のおかげか、こと洋楽CDに関しては欲しげなモノは大体入手済みだか、こういった妙な(?)モノがチョコチョコ残っていたりするのである。この曲のリリースは多分日本のみ、その日本ではコーラのCMに使われて結構有名だったりする。東芝EMIからの"Love Peace & Flower"(TOCP-67312, 2004)というCMソングばかり集めたCompilationに入っているのだが、選曲もなかなかで、マンダムのテーマなんていうキワモノ(?)もあって、まあ詳しい内容は東芝EMIのWebでも見てください。製造中止と書いてあるWebもあるので入手はお早めに。また、CMソングといえば、England Dan & John Ford Coleyの"Keep your smile" もどこかで出ないかなぁ、まあLPでは持ってはいるんだけど。

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